研究課題
平成25年度ではコンテンツ標準化のための教材作成カスタマイズシステムを開発するとともに、複数言語での教材コンテンツのコンセプト作り、既存コンテンツからの素材収集を行った。平成26年度では標準化基盤に則った教材コンテンツ作りを行った。最終年度である平成27年度では、授業実践グループ(各言語コンテンツ開発者)を中心に、授業実践を行い、教育の効果を検証した。具体的には、主として、大阪大学をはじめ、研究分担者が所属している大学の外国語授業において本システム、作成した教材コンテンツを活用し、その学習効果を測定した。また、e-Learningによって教育の質の向上、並びに1単位45時間のアクティブな学習が実現できるように、授業実践から得られたフィードバックに基づいて、システムや教材コンテンツの改良も行った。研究実績の中で特筆事項として以下の2点が挙げられる。1)九州大学では新入生約2700名全員を対象に、開発した教材をWebOCMnextに搭載しての英語のe-Learning授業がすすめられた。国立系大学において、大規模なe-Learningが実施された初めてのケースであり、この成果に大きな期待が寄せられている。2)2014年11月1日から11月15日、2015年10月31日から11月13日、および2016年10月29日から12日までの各2週間にわたり、大阪大学サイバーメディアセンターと言語文化研究科の共催で、「大阪大学次世代型市民講座~インターネットによる外国語学習へのお誘い~」を開催した。市民からは高い評価が得られ、アンケートによれば、今後も継続的に開催してほしいとの声が多数を占めている。
27年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2017 2016 2015 その他
すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 5件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (12件) (うち招待講演 3件) 図書 (4件) 備考 (1件)
言語文化論究
巻: 38 ページ: 27-39
日本ドイツ語情報処理学会
巻: 26 ページ: 47-57
東北大学教養教育院年報
巻: 平成27年度 ページ: 79-88
e-Learning教育研究
巻: 11 ページ: 24-34
巻: 10 ページ: 32-40
巻: 26 ページ: 59-67
巻: 25 ページ: 21-31
http://www.mle.cmc.osaka-u.ac.jp/WebOCMnext/