| 研究課題/領域番号 |
25284095
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| 研究機関 | 京都教育大学 |
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研究代表者 |
濱田 麻里 京都教育大学, 教育学部, 教授 (80228543)
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| 研究分担者 |
市瀬 智紀 宮城教育大学, 学内共同利用施設等, 教授 (30282148)
橋本 ゆかり 横浜国立大学, 教育人間科学部, 准教授 (40508058)
金田 智子 学習院大学, 文学部, 教授 (50304457)
齋藤 ひろみ 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (50334462)
河野 俊之 横浜国立大学, 教育人間科学部, 教授 (60269769)
川口 直巳 愛知教育大学, 教育学部, 講師 (60509149)
上田 崇仁 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (90326421)
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| 研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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| キーワード | 教師の成長 / 日本語指導者 / 教員養成 |
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| 研究実績の概要 |
昨年度，教員養成，現職教員研修のコンテンツをデータベース化してウェブ公開した。今年度もウェブサイトを継続して運営した。データベースには教員養成・研修だけでなく日本語指導者自身が作成した日本語指導のコンテンツを共有し，感想を書き込むことで成長に結びつけるようなシステムを整備し「多文化教員の広場」と名付けた。今年度の計画は以下の通りであった。（１）学会発表や本グループメンバーが行う現職教員研修等の機会を活用し，ウェブサイトの広報を行う。（２）データベースにリソースを提供してくれた人やリソースをダウンロードしてくれた人に調査を行い，データベースの有用性を検証する。（３）分担者による教員養成，教員研修とそのコンテンツの蓄積を継続する。
（１）については，ウェブサイトは好評をもって受け入れられたが，データベースにリソースを登録したり，すでに登録されたリソースを活用して感想を書き込む人は残念ながらほとんどいなかった。そのため，（２）を実施することができなかった。現職教員によるウェブ上のコンテンツの共有は盛んに行われているが，教員の成長を支えるシステムとしての活用には限界があることが明らかになった。今後システムの改善が求められる。また対面での情報共有の機会としてフォーラムを開催したが，このフォーラムの出席者の満足度は高かった。
（３）について，各研究分担者が各自の現場で行う教員養成，教員研修を継続し，コンテンツの蓄積をおこなうとともに，それらの研修の有効性の検証を行った。体験活動を伴う研修や実際に指導計画を作成する研修は有効性が高いことが明らかになった。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
教員養成・現職教員研修のためのさまざまなコンテンツをウェブ上にデータベース化して公開した。データベースの有効性を確かめるため，学会発表や現職者研修を通じて呼びかけたが，アクセス数が予想より少なかった。データベースの有効性を検討することはできなかったが，教師の成長を支えるシステムとしてのウェブの活用は，すくなくとも現時点では課題が大きいことが明らかになったという点では，大きな示唆を与えてくれたと考えられる。
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| 今後の研究の推進方策 |
昨年度の活動の結果，対面でのディスカッションの方が有効であるという示唆がえられた。そこで本年はウェブサイトの運営とともに対面での情報交換や共同研究の機会を設定し，教員の成長を支える相互学習の場とする。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
今年度は，分担者の一人が海外滞在中であったこと等の関係で，研究打ち合わせを対面ではなくメール上で実施した。また，海外での調査を実施しなかった。そのため旅費の支出が予定より少なくなった。
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| 次年度使用額の使用計画 |
平成28年度は研究打合せを対面で当初予定よりも多くの回数実施する予定である。次年度使用額はそのための旅費として使用する計画である。
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