研究課題
基盤研究(B)
日本近代史の1級史料でありながら,膨大な分量と読みにくい文字のために,その利用が一部の研究者のみに限られていた倉富勇三郎日記の翻刻をおこない,1928年末までの分については翻刻を完了した。また、1923年分と1924年分の日記に注釈をほどこし、人名索引と解説をつけて『倉富勇三郎日記』第3巻として、2015年2月に国書刊行会より出版した。A5版2段組で総頁数1492頁という大冊となった。翻刻作成にあたっては,京都大学文学研究科で開発中の史料・文献研究支援ICTツールであるSMART-GSを使用した。なお、1925年と26年の日記については『倉富勇三郎日記』第4巻の刊行にむけて作業を進めている
人文学