研究課題/領域番号 |
25284144
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ史・アメリカ史
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
池上 俊一 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (70159606)
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研究分担者 |
加藤 玄 日本女子大学, 文学部, 准教授 (00431883)
草生 久嗣 大阪市立大学, 文学研究科, 准教授 (10614472)
千葉 敏之 東京外国語大学, その他部局等, 教授 (20345242)
藤崎 衛 東京大学, 人文社会系研究科, 助教 (50503869)
小澤 実 立教大学, 文学部, 准教授 (90467259)
菊地 重仁 青山学院大学, 文学部, 准教授 (80712562)
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研究協力者 |
田付 秋子 共立女子大学, 文芸学部, 非常勤講師
橋爪 烈 千葉科学大学, 薬学部, 講師
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 教皇庁 / 盛期中世 / ローマ / 皇帝 / 統治 / コミュニケーション / ビザンツ帝国 / モンゴル帝国 |
研究成果の概要 |
本共同研究によって得られた成果は以下の3点にまとめられる、第一に、初期中世からルネサンスに至るまで、教皇庁の制度は、内外のコミュニケーションを通じて、ヨーロッパ全体の変動に対応するかたちで展開していた。第二に、イベリア半島から北欧・東欧に至るまで、ラテン・カトリック世界における普遍君主としての教皇庁の影響が、君主から地方に至るあらゆるレベルで確認された。第三に、ビザンツ帝国、イスラム政体、モンゴル帝国といったラテン・カトリック世界の外部との交渉を通じ、教皇庁はヨーロッパの世界認識ならびに自己認識を変化させた。
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自由記述の分野 |
西洋中世史
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