研究課題
基盤研究(B)
金融危機後の新しい世代の金融工学における数理モデルの構築に,確率解析の立場から貢献した.新世代型のモデルでは,アドホックな部分が大きかった旧世代の金融工学に比べて,多くの部分で理論的根拠をあたえ,さまざまなモデルの間の関連を記述する必要があり,そこでは,より高度な数学的成果が必要となる.本研究プロジェクトによって,この方向での国際共同研究が活発に行われ,多くの成果を得ることができた.
数理ファイナンス,確率過程論