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2015 年度 研究成果報告書

理論と観測の連携による中性子星構造論の新展開

研究課題

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研究課題/領域番号 25287066
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
研究機関国立研究開発法人理化学研究所

研究代表者

初田 哲男  国立研究開発法人理化学研究所, 仁科加速器研究センター, 主任研究員 (20192700)

研究分担者 中務 孝  理化学研究所, 仁科加速器研究センター, 准主任研究員 (40333786)
連携研究者 高塚 龍之  岩手大学, 人文社会科学部, 特任教授 (50043427)
ネドン パスカル  理化学研究所, 仁科加速器研究センター, 専任研究員 (70611979)
玉川 徹  理化学研究所, 仁科加速器研究センター, 准主任研究員 (20333312)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード中性子星 / 高密度物質 / 量子色力学
研究成果の概要

誕生直後の熱い中性子星、および冷却が進んだ冷たい中性子星について、その半径・質量・温度分布・密度分布・音速分布などのバルクな性質を、ハドロン-クォーク クロスオーバーの観点から詳細に検討した。特に、原子核密度以下から原子核密度の10倍に至る広い領域で有効な、現象論的状態方程式"CRover"を構築し、2倍の太陽質量以上の中性子星が説明可能であること、半径が12.5km付近に集中することを示した。有限温度のCRoverを用い、中性子星内部の強相関クォーク物質が中心温度を下げることを示した。熱い中性子星がニュートリノ放出する過程で解放される重力エネルギーや回転数増加についての定量的評価も行った。

自由記述の分野

ハドロン物理学

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公開日: 2017-05-10  

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