約1000種類のシグナル伝達タンパク質cDNAクローン[300種類のプロテインキナーゼ(PK)および700種類の1回膜貫通領域タンパク質(sTMP)]を用いて、N末端にFlagタグ、C末端にビオチン化した組換えプロテインアレイ(NCタグプロテインアレイ)を合成することに成功し、カスパーゼ1(CASP1)で切断される基質を探索した。その結果、1種類のタンパク質がCASP1で切断される基質として見出された。それらの切断部位を同定し、in vitroおよび細胞内で切断されることを明らかとした。さらに、C末側の切断断片が核内で安定に存在することが確認された。
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