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2015 年度 研究成果報告書

エピゲノム情報の統合解析による子宮内膜の脱落膜化に伴う遺伝子発現制御機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25293343
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 産婦人科学
研究機関山口大学

研究代表者

杉野 法広  山口大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (10263782)

研究分担者 山縣 芳明  山口大学, 医学部附属病院, 准教授 (30363120)
連携研究者 須山 幹太  九州大学, 生体防御医学研究所, 教授 (70452365)
大川 泰行  九州大学, 医学研究院, 准教授 (80448430)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード子宮内膜 / 脱落膜化 / エピジェネティクス / ヒストン修飾 / 転写調節 / 次世代シークエンサー
研究成果の概要

子宮内膜間質細胞 (ESC) の脱落膜化に伴う遺伝子発現変化におけるヒストン修飾の関与を検討した。ESCをエストロゲンとプロゲステロンで培養し脱落膜化を誘導した時におこる種々のヒストン修飾変化を次世代シークエンサーを用いゲノムワイドに解析した。脱落膜化に伴いゲノム上の多領域において転写活性化に働くH3K27acとH3K4me3の上昇変化を多く認めたが、転写抑制に働くH3K9me3やH3K27me3 の変化はほとんどなかった。このヒストン修飾変化によりinsulin signaling pathway の活性化とグルコースの細胞内取り込みが促進され、脱落膜化に促進的に働いていることが見出された。

自由記述の分野

医歯薬学

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公開日: 2017-05-10   更新日: 2020-04-17  

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