研究課題
基盤研究(C)
電子透かしの評価基準に基づいて、様々な電子透かし手法を提案し、評価してきた。スペクトル拡散型電子透かしでは、温度スケジューリングを適切に行うことにより、復号性能を向上させることができた。また、ステゴ画像に対する切り出し攻撃に対応するために、同期符号を用いる誤り訂正符号による手法と、同期符号を用いない特徴抽出による手法を検討した。前者はLDPC符号や連接符号を用いることにより、切り出し攻撃に対応する手法を確立できた。また、後者は拡大縮小や回転攻撃にも対応できる手法となった。
情報科学