地球温暖化防止の観点から,再生可能エネルギーの利用や節電の重要性が認識されている.有限のエネルギーを需給バランスをとりながら有効に供給するエネルギー管理システム(EMS)では,エネルギーの消費構造を把握し予測することができれば,電気機器の計画的な運転の立案が可能となり,待機電力などの無駄なエネルギー消費を抽出する上でも重要である.研究では、信号識別能力に優れた「学習能力を持つウェーブレットパケット」を提案し,「消費電流波形から稼働機器の識別と消費電力量を推定するシステム」を開発する研究を実施した.また、センサーネットワークを用いた省エネ活動支援システムのプロトタイプを開発した。
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