本研究課題ではプレゼンテーションの構成要素を診断し,不適切な箇所を指摘して修正を促すことで基本的な情報伝達ノウハウの習得を支援するシステムの構築を目的としている.スライド口頭発表のそれぞれに関する情報伝達ノウハウの獲得を支援するため,スライドと口頭説明それぞれから聴衆が理解するだろう内容を聴衆モデルとしてモデル化し,聴衆モデルをもとに発表の不適切箇所を発表者にフィードバックを生成するシステムを構築した.発表者が発表内容・意図を論理的な形式で表出化できるための,コンテンツの生成・整理環境も構築した.
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