本研究の目的は、労働者を対象に、食生活をはじめとした生活習慣と疲労状況について調査・検討することにより、労働者のための食生活を中心とした生活習慣に関する疲労改善プログラムを作成することである。対象者全員に質問票調査を実施し、対象のうち一部のボランティアに対し、体内の酸化的DNA損傷の代謝産物で尿中に排泄される8-OHdGを酸化ストレスの指標として測定し、疲労の生理的な評価・検討を加えた。解析結果及び文献探索により、疲労改善プログラムの作成を行い、疲労改善のためのパンフレット作製を行った。また、パンフレットの内容を元にHPも作成し、一般公開を行った。
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