研究課題
基盤研究(C)
歯科衛生士のキャリアに関する指向を把握するために、アンケート調査を実施し、303件の回答を得た(回収率46.3%)。自身のキャリアに関して、学歴の取得を望む者より、臨床技能の向上を目指す者が多かった。キャリアアップの為の学びの機会について「ある」69%、「ない」が23%であった。学ぶ機会がない理由として、「都市圏の研修が多く受講しにくい」「研修を受けるための費用」との意見が認められた。e-leaningに関する認知度は25%と低かったが、全体の約4割が活用してみたいとの回答を得た。歯科衛生士のキャリア支援のためには、e-leaningシステムの活用が有用であると考えられる。
予防歯科学