学習への意欲や集中力を持続・向上させることは難しい。特に、意欲の低い学習者には、自己モニタリング学習の効果は期待できず、教授者の適切な指導が重要である。しかし、自宅でのWeb教育では、学習者の反応をキャッチして適切な指導をすることが難しく、やる気や理解度を自動的にキャッチし、状況に応じた適切なアドバイスを行う必要がある。本研究では、瞬き頻度と集中度の関係を明らかにし、リアルタイムで瞬き頻度を計測し、集中度の変化を測定できるようにした。また、理解度と瞳孔径変化の関係を明らかにし、リアルタイムで瞳孔径を計測し、理解度を予測できるようにした。
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