研究課題
基盤研究(C)
本研究は多目的ネットワークの厳密なパレート最適解算出の効率化を図り,大規模な多目的ネットワークの設計評価,及び,新たな近似解法提案への一助となる手法の確立を目的とした.成果として,主に,(1)全点間信頼度と構築コストを考慮した2目的ネットワーク設計問題の解法提案,(2)多目的ネットワークの最適経路探索問題の解法提案を行った.また,研究過程で明らかにしたネットワークのパレート最適解の傾向,ならびに,ネットワークの全点間信頼度解法を応用し,(3)連続型k-システムの最適設計への応用を行った.
信頼性工学,オペレーションズ・リサーチ