研究課題
基盤研究(C)
本研究課題では,生体内の構造・機能を計測するための造影剤として一般に用いられている,蛍光色素インドシアニングリーンの生体内分布を断層画像計測する技術の研究開発を行った。蛍光物質を含む化学発光系に低パワーの集束超音波を照射することで化学発光反応を促進し,発光が増強される効果を見出し,超音波焦点を走査することで生体内蛍光物質分布の画像計測が可能であることを示した。化学発光の増強メカニズム,解像度に関する検討を行い,および蛍光色素(蛍光プローブ)濃度の定量計測が可能であることを示した。
生体医工学