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2015 年度 研究成果報告書

発達障害児に認められる道具使用時の「不器用さ」の発症要因と支援方法に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 25350608
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 リハビリテーション科学・福祉工学
研究機関札幌医科大学

研究代表者

仙石 泰仁  札幌医科大学, 保健医療学部, 教授 (10248669)

連携研究者 中島 そのみ  札幌医科大学, 保健医療学部, 准教授 (70325877)
中村 裕二  札幌医科大学, 保健医療学部, 講師 (80404789)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードリハビリテーション / 発達性協調運動障害 / 不器用
研究成果の概要

発達障がい児における不器用さを、ハサミとコンパスの操作から分析を行い、介入のための補助具を試案した。2軸・3軸の圧センサーで手指の運動力学的な特徴、課題中の動作、認知的特性は心理学的検査から関連性を解析した。その結果、姿勢筋緊張の低下と手指の協調運動の稚拙さを示す者では、ハサミ操作でループに対して適切な方向に圧がかけられず、肩や前腕の動作も過剰に生じていた。視空間認知の未熟さが不器用さに関連している対象者ではこの傾向は認められなかった。コンパスではすべての対象者で机上面と水平方向に圧が過剰に生じていた。ハサミループで適切な圧を得られる補助具を作成し2名の対象者に介入し一定の効果が確認できた。

自由記述の分野

作業療法学

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公開日: 2017-05-10  

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