研究課題
基盤研究(C)
脳性麻痺児に見られる体幹変形に生活姿勢が及ぼす影響を調査し、姿勢へのアプローチの可能性を検証した。その成果は以下の3点にまとめられる。①骨盤に対する体幹の傾斜やねじれの量(角度)で表す体幹変形評価は、信頼できるものである。②睡眠時に体幹と頭部が非対称的な肢位を取る時間の長さは、変形の大きさに関係しない。③夜間姿勢ケアは快適な寝姿勢を作ることは可能だが、器具の取り回しの手間の解消など、さらなる改善が必要である。
運動解析