研究課題
基盤研究(C)
脳性麻痺による肢体不自由児は,眼を動かすことも不得手であることから日常生活や学習に支障を来しているといわれる.そこで,アイカメラを用いて肢体不自由児(15~18歳)の眼の動きを計測した.物を見つめる・追視する時に,眼の動きすなわち視線に次の様な特徴が観察された.それは,視線が無意識のうちに見つめている点からずれたり無関係な位置に跳んだりする,滑らかな眼の動きが必要なときに視線が跳ぶ,見るべき点に到達しない,適切な視線の跳びができないなどであった.
バイオメカニクス,機能解剖学