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2015 年度 研究成果報告書

18世紀英国における陶磁器、メランコリー、女性の関係

研究課題

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研究課題/領域番号 25370309
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 英米・英語圏文学
研究機関帝京大学

研究代表者

大野 雅子  帝京大学, 外国語学部, 教授 (80233229)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード18世紀 / 陶磁器 / 女性 / 女性蔑視 / 消費文化
研究成果の概要

本研究は、17世紀から18世紀の英文学において、「ティーポットに変身する女性」というイメージが頻繁に見受けられることに疑問をもったことから出発した。女性を器にたとえる伝統は聖書に始まったものであるが、消費文化が勃興しつつあったこの時代においては、紅茶や陶磁器などの贅沢な品に熱狂する女性たちの過度な情熱は性欲の表れだと思われていたことを発見した。女性と消費文化とは強く結びついていると一般的には思われている。しかし、本当に女性は本質的に貪欲なのか。女性は消費文化において主体性を確立したとしばしば言われるが、実はそれすらも男性が構築した神話であるという結論に達した。

自由記述の分野

英文学

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公開日: 2017-05-10  

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