研究課題
基盤研究(C)
フランス語およびドイツ語に加え、1984年に新たにルクセンブルクの公用語となったルクセンブルク語は、標準化が進み、文章語としての使用も増加している。その一方で、地域によっては方言もよく用いられる。本研究は、北部地域の方言話者を対象に聴き取り調査を実施し、方言が私的な領域のメールでも一般に使用されるほか、学校の保護者宛ての文書など半公的な領域の文書にも使用される場合があり、これが相手に対する親密さを示す手段として使われていることを明らかにした。
言語学