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2015 年度 研究成果報告書

英語史に見る主要部と依存部の競合関係について-通言語的特異性の過去、現在、未来-

研究課題

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研究課題/領域番号 25370569
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 英語学
研究機関明治大学

研究代表者

柴崎 礼士郎  明治大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (50412854)

連携研究者 東泉 裕子  東京学芸大学, 留学生センター, 非常勤講師 (30537337)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード歴史言語学 / 談話分析 / 言語類型論 / 文法化 / 英語史 / 歴史語用論
研究成果の概要

本研究課題では主に以下の2点に取り組んだ。一つは形態統語面から見た主要部と依存部の変化である。例えば、18世紀後半頃まではit is > ’tis が散見していたが、19世紀以降はit is > it’sへと依存関係が変化した。この変化には「大母音推移」と呼ばれる音韻変化が起因している。もう一つは、談話情報面からみた主要部と依存部の変化である。例えばThe fact is that I don’t like itでは、the fact isが統語上主要部であるが、談話情報上はI don’t like it が中心である。この変化には「従属節の主節化」という通言語的な特徴が現れている。

自由記述の分野

英語学

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公開日: 2017-05-10  

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