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2015 年度 研究成果報告書

デモクラシーと宗教:政治思想史、政治理論、地域研究の総合的アプローチ

研究課題

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研究課題/領域番号 25380176
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 政治学
研究機関早稲田大学

研究代表者

飯島 昇蔵  早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (80130863)

研究分担者 厚見 恵一郎  早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (00257239)
谷澤 正嗣  早稲田大学, 政治経済学術院, 准教授 (20267454)
石川 涼子  立命館大学, 国際教育振興機構, 准教授 (20409717)
近藤 和貴  青山学院大学, 国際政治経済学部, 日本学術振興会特別研究員 (70434214)
高田 宏史  国際基督教大学, 社会科学研究所, 日本学術振興会特別研究員 (20513469)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード宗教と政治 / 政治哲学 / レオ・シュトラウス / 現代政治理論 / ポスト世俗化 / 多文化主義 / リベラル・デモクラシー
研究成果の概要

大きく分けて二通りの成果が得られた。第一に、政治と宗教の関係について、政治思想史上の古典的テキストを綿密に分析することで原理的な考察を行った。その結果、政治と宗教の間には本質的な緊張があること、その緊張は近現代の世俗化と啓蒙という条件の下でも解消されていないことが明らかになった。第二に、現代政治理論の重要な著作と、現代政治における多文化主義の実践に着目することで、宗教が現代のデモクラシーに対して果たしうる肯定的役割があるか、あるとすればそれはどのようにして可能かを考察した。結果として、リベラルな理論と実践の枠内に宗教を受け入れる試みと、逆に排除する傾向が並存することが明らかとなった。

自由記述の分野

政治思想史

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公開日: 2017-05-10  

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