本研究課題に関する最新の推定・検定方法を株式、債券、為替等の各種資産の収益率のデータに応用し、資産市場の間の相互依存関係に関する計量分析を行った。また、分析結果を海外の査読付き英文学術専門誌に投稿し、積極的に海外への情報発信を行った。その結果、海外の査読付き英文学術専門誌に合計14篇の研究論文を出版するという大きな研究成果を得ることができた。本研究分野は、欧米では精力的に研究が行われているが日本では相対的に研究蓄積薄い分野であったが、本研究プロジェクトにより、多少なりともそのギャップを埋めることができたと思われる。
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