平成27年度は本研究のまとめとなる研究論文「アノマリーを活用しているのは機関投資家か、それとも個人投資家か?日本の株式市場における検証」を日本ファイナンス学会(6月)、日本経済学会秋季大会(10月)、大阪大学経営研究会(11月)で発表した。本論文はその英語版を作成し、学術雑誌に投稿する予定である。また、本研究と関連するテーマを取り扱った論文"Hot Money and Cross-Section of Stock Returns during the Global Financial Crisis" をDaehwan Kim教授と共著で作成、経営財務研究学会(10月)で発表した。最後に、日本証券アナリスト協会と日本ファイナンス学会共同セミナーで、「ファクター投資の意義と有効性」と題する講演を行った。これは本研究の成果を一般に伝える機会となった。
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