研究成果の概要 |
広門正行氏が1999年に発表したものやStefan Schroeer氏が2003年に発表したnon-liftableなCalabi-Yau 3-fold, より一般にピカール群がp-torsionを持たない場合などについて、ある種の弱い意味で1次コホモロジーの小平消滅定理が成立することを示した。また, Arnaud Beauville氏のアイディアを使って、奇数次の単連結でないCalabi-Yau多様体の構成法を示し、Stefan Schroeer氏の例から単連結でないnon-liftableなCalabi-Yau 3-foldの例を構成した。
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