概複素多様体上の有限群作用の存在に対する必要条件を与えた.この結果は 2013年6月にJ. Math. Soc. Japan, Vol.65-3(2013)に掲載された.また,ある種の素数pと rに対し,交換子部分群の位数が素数pの倍数となっている非可換有限群は種数rの閉リーマン面に作用できないことを示した.この結果は 2014年6月に研究集会「服部先生を偲ぶ会」の招待講演において発表した.また,全ての次元の向き付けられた多様体に対して有効な有限群作用の存在に関する必要条件を与えた.この結果は昨年7月に投稿し,レフェリー意見のもとで複数回修正を行っているが掲載決定の通知は未だ来ていない.
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