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2015 年度 研究成果報告書

磁場散乱のレゾナンスにみるアハラノフ・ボーム効果

研究課題

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研究課題/領域番号 25400166
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 数学解析
研究機関岡山大学

研究代表者

田村 英男  岡山大学, 自然科学研究科, 名誉教授 (30022734)

研究分担者 筧 知之  岡山大学, 自然科学研究科, 教授 (70231248)
岩塚 明  京都工芸繊維大学, 基盤科学系, 教授 (40184890)
一瀬 孝  金沢大学, 名誉教授 (20024044)
連携研究者 峯 拓矢  京都工芸繊維大学, 基盤科学系, 准教授 (90378597)
藤家 雪朗  立命館大学, 理工学部, 教授 (00238536)
谷島 賢二  学習院大学, 理学部, 教授 (80011758)
中村 周  東京大学, 数理科学研究科, 教授 (50183520)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードスペクトル理論 / 散乱理論 / シュレディンガー作用素 / 磁場散乱 / アハラノフ・ボーム効果 / レゾナンス / スペクトル漸近解析
研究成果の概要

本研究では、2次元の簡単な散乱系のレゾナンスを通してアハラノフ・ボーム量子効果を追究した。散乱系は、4つの散乱物(2つの障害物と2つの有界な台をものポテンシャル)から成り、障害物が2つのポテンシャルの台の間に位置し、磁場を完全に遮蔽している量子系を研究対象とした。磁場は、古典粒子の運動に関与しないが、量子力学にしたがう粒子は、障害物の外部で消滅しないベクトル ポテンシャルからの影響を受ける。散乱物の間の補足現象によって、レゾナンスが実軸近傍に生成されるが、その位置に磁束のみならず障害物の位置が関わることを示した。

自由記述の分野

数学解析

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公開日: 2017-05-10  

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