研究課題
基盤研究(C)
外場のあるランダム行列理論での双対性定理を使い、モジュライ空間でのトポロジカル普遍量を計算する手法を開発した。モジュライ空間でのスピンを持った曲線の交点数を具体的に計算し、その意味を例えばアーベル多様体でのオイラー標数と比べ議論した。向き付け不可能な曲面の場合にも双体性定理を拡張し、トポロジカル普遍量を計算した。また、DNAやRNAの統計的分布計算にランダム行列理論のガウス分布平均を応用し、生物学への応用の研究も行った。
統計力学