研究課題
基盤研究(C)
飛行時間型二次イオン質量分析は、100nm程度以下の高い空間分解能で固体試料の分子イメージングが可能な手法だが、分子およびそのフラグメントから構成されるスペクトルの解釈が難しい場合が多く、多成分系でかつ未知成分が含まれるような系での分析は困難だった。本研究で、多変量解析による未知成分も含めた試料分析と同程度の空間分解能を持つ近接場赤外顕微鏡との併用による定量性の向上を実現した。
表面科学