研究課題
基盤研究(C)
近年,大型車両の横転を抑制するため,多くの制御手法が開発された.しかし,これらの手法には,操縦者の特性変化の影響が無視されているという問題があった.例えば,若い操縦者と年配の操縦者では大きな操縦特性の違いがある.同じ操縦者であったとしても,操縦者が疲労した場合,操縦者特性が変化する.これらの事実を無視して設計された横転抑制制御を用いた場合,所期の制御性能が実現できない恐れがある.本研究では,上記の問題を解決するため,新しい横転抑制制御法を開発する.
制御工学