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2014 年度 実施状況報告書

自然公園地域での売電施設立地を含めた機動的・連携型土地利用制御手法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 25420630
研究機関長岡技術科学大学

研究代表者

松川 寿也  長岡技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (60444189)

研究分担者 中出 文平  長岡技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10172347)
浅野 純一郎  豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (10270258)
姥浦 道生  東北大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (20378269)
小椋 弘佳  米子工業高等専門学校, その他部局等, 助教 (50581732)
樋口 秀  長岡技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (90293258)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード土地利用制度 / 自然公園地域 / 自然公園法
研究実績の概要

本研究では、自然公園地域での土地利用制度を検討するにあたって、以下の3つの研究課題を設定し、それぞれに対応する研究目的を達成することで、自然公園地域での実効性ある土地利用制御手法構築に向けた基礎的知見を得ることを目的としている。
研究課題①:「自然公園地域内での風力発電施設立地の実態」⇒初年度の研究実績をもとに抽出した調査対象発電施設についてミクロスタディを実施した。その許可権者である自然公園担当部局に対してヒアリング調査を実施した他、審議会議事録等関係資料や現地調査の分析結果より、自然公園法の許可基準が抱える課題を明らかにした。また、自然公園地域内での立地が認められなかった事例では、自然公園法の許可制度を工夫して運用する対応がされていた。
研究課題②:「自然公園地域の拡大及び後退の実態」⇒初年度までに入手した和歌山県での県立自然公園の見直しに関する空間情報をもとに、地理情報システム上で空間分析を行った。自然公園地域の指定が変更された箇所での他法令による規制状況を定量的かつ即地的に分析することで、自然公園地域の縮小により国土の無法地帯が一部で発生している事実をつきとめた。また、県の任意ビジョンで描かれた自然公園地域と、実際に再編された地域との類似点・相違点を確認した。
研究課題③:「景観計画連携型許可基準の全容解明」⇒全国の景観計画策定内容と国立・国定公園の空間情報をつき合わせて分析することで、各景観行政団体での連携状況を評価した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

研究計画の順序が若干前後したが、おおむねの研究目的を達成できる調査を行えた。

今後の研究の推進方策

最終年度では研究課題②及び③を中心に取り組み、ほぼ研究目的を達成できた研究課題①を踏まえて研究を総括する。

次年度使用額が生じた理由

最終年度で中心に取り組む研究課題②及び③の研究費を確保する必要があり、そのために支出を捻出したため。

次年度使用額の使用計画

研究課題②及び③に関する調査の大詰めとなる12月末を目処に計画通りに使用する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 市街地の外側で今後考えていくべき土地利用制度とは?2014

    • 著者名/発表者名
      松川寿也
    • 雑誌名

      土地総合研究

      巻: 22-3 ページ: 36-46

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公開日: 2016-05-27  

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