スペーサー長の異なる2種類のNileredを合成した。スペーサー末端のカルボン酸を活性エステルに変換したのち、還元末端アミノ化糖鎖との縮合を行った。その結果、高収率で環境応答性分子をアグリコンに有する糖鎖を合成することに成功した。human CRTのcDNAからのPCRを行い、制限酵素を用いてpColdIプラスミドベクターへインサートをおこなった。大腸菌へ形質転換後、タンパク質発現精製を行った。SDS-PAGEより、目的位置に単一バンドが確認されたことからhCRTの発現を確認した。今後、得られた蛍光基コンジュゲート糖鎖とhCRTを用いて相互作用実験を行っていく。
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