• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2015 年度 研究成果報告書

胎児期における抑制性GABAシナプスの構築と呼吸リズム

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 25430066
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 神経化学・神経薬理学
研究機関琉球大学

研究代表者

清水 千草  琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 特命助教 (70435072)

研究分担者 岡部 明仁  琉球大学, 大学院医学研究科, 准教授 (10313941)
連携研究者 高山 千利  琉球大学, 大学院医学研究科, 教授 (60197217)
柳川 右千夫  群馬大学, 大学院医学研究科, 教授 (90202366)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードGABA / KCC2 / hypogrossal
研究成果の概要

GABAの開口放出に関与するVGATや発達期に興奮性に働くGABAを抑制性に導くKCC2欠損マウスは呼吸不全で生直後に死亡する。このことから、GABAは呼吸リズムの形成に重要な役割を果たしていると考えられているが、詳細は不明である。本研究において呼吸リズム様発火が胎児期には増加するが、出産後は変化しないことを明らかにした。VGAT及びKCC2遺伝子欠損動物を用いた研究から、呼吸リズムの発生そのものにはGABAの開口放出が、呼吸リズム自体の形成にはGABAの興奮性から抑制性への変化が重要であることを解明し、GABAシナプスの構築とその応答性の変化が呼吸リズム形成に果たす役割の違いを見出した。

自由記述の分野

神経生化学・神経解剖学

URL: 

公開日: 2017-05-10  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi