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2015 年度 研究成果報告書

落花と落果で異なる離層細胞壁の制御メカニズムの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25440125
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 植物分子・生理科学
研究機関筑波大学

研究代表者

岩井 宏暁  筑波大学, 生命環境系, 准教授 (30375430)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード離層 / 器官脱離 / 細胞壁 / エクスパンシン / XTH / キシログルカン / リグニン
研究成果の概要

落花や落果は農業において重要な現象である。トマトでは受粉の不成功時に花は離層から落花し、受粉成功後は発達中の落果を防ぐ一方、完熟した果実では簡単な刺激で落果する。落花時の離層では、開花後から3日目にかけて、エクスパンシンは、受粉阻止直後から徐々に離層特異的に蓄積し、脱離するタイミングで、XTHは1日目でピークを迎えた。XTHは受粉阻止した直後の細胞壁修飾に、エクスパンシンによる細胞の膨張は、器官脱離の決行に重要と考えられた。落果時の離層では、リグニンの蓄積が確認されたが二次細胞壁合成に関わるCesAの蓄積は観察されなかったことから、離層特有なリグニン蓄積様式があることが示唆された。

自由記述の分野

植物生理学

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公開日: 2017-05-10  

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