新規ステロイド膜受容体mPRの4種類の遺伝子それぞれについてメダカ点突然変異体3-4系統を選択し、系統を樹立できた。それぞれの表現型解析の結果、mPR遺伝子には冗長性が見られ、一種類の遺伝子では異常を示さないことが明らかになった。さらに二重変異体を作出したが同様に異常は見られなかった。今後、mPRの初の生理機能の証明を目指して3重変異体の作出を目指す。 排卵誘導遺伝子については明確な排卵特異的発現を示す、排卵誘導遺伝子候補3遺伝子が選択できた。今後、これらの遺伝子の変異系統を作出し、機能の証明を目指す。
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