研究課題
基盤研究(C)
寒冷暴露のストレスはマウス脳内の視床下部、特に室傍核のpERK免疫陽性細胞を増加させた。pERKは応答性神経細胞を標識する物質で、このことは、室傍核が寒冷に応答する脳領域の一つであることを示唆する。この領域の神経細胞はプロスタグランジン受容体のうちのE2受容体をも含み、このことは、プロスタグランジンがこれら神経細胞の作用に関係することを示唆する。
神経解剖学