カンパチのinterleukin (IL)-12およびinterferon (IFN)-γは細胞性免疫に、IL-10は液性免疫に関与することが示された。特にIL-12については細胞性免疫誘導能および液性免疫抑制能の両方の機能を有しており、ノカルジア症に対する感染防御にはIL-12の産生が必須である事が明らかになった。ブリ類のミコバクテリア症に対する感染防御抗原としてミコバクテリア症原因菌の6 kDa early secretory target (ESAT-6)および10 kDa culture filtrate protein (CFP-10)が有効である可能性が示された。
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