研究課題
基盤研究(C)
本研究は感覚器プラコードとその前駆領域(PPR)というユニークで重要な細胞集団の特徴、分化、頭頸部形成における機能の解明を目指して行った。1)PPRにおけるSix1標的遺伝子同定の準備が整った。2)Six1のPPR特異的エンハンサーの特徴を明らかにした。3)別のSix1エンハンサーを利用し、プラコードを遺伝的に標識できるマウス系統を樹立した。4)プラコード特異的な細胞の除去実験を行った。以上は、Six1とSix1を発現する細胞に関する新たな知見であり、感覚器形成の理解に重要な成果である。
発生生物学