ゼブラフィッシュにBLT1タイプの受容体が1つ、BLT2タイプの受容体が2つあることを見出し、LTB4/BLT1軸がゼブラフィッシュの発生に必須であることを発見した。 12-HHT/BLT2軸がケラチノサイトの遊走を促進することで、皮膚創傷治癒を促進することを明らかにした。またBLT2作動薬がケラチノサイトの遊走を促進することで糖尿病などの皮膚潰瘍の治療薬になりうることを明らかにした。 12-HHT/BLT2軸がGαi-p38 MAPK経路依存的にCLDN4を発現誘導し、上皮細胞のバリア機能の強化に関わることを明らかにした。
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