電子部品製造業において、労働者の長時間勤務の継続と健康診断の関連について縦断研究を行った。その結果、週40時間以上を長時間勤務とし、3ヶ月以上の連続した長時間勤務が睡眠障害を関連することを確認した。身体症状ととの関連は長時間キム継続期間の延長にともない出現率は上昇していた。症状出現の抑制のため介入を行った結果、長時間勤務者の内、抑うつ調査、燃え尽き症候群調査に基づく指導が有効であること、また、長時間勤務者の健康影響については事業者のトップダウンによる長時間勤務抑制政策が最も有効であることがわかった。
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