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2015 年度 研究成果報告書

六君子湯の食欲亢進作用の細胞内メカニズムの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25460922
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 消化器内科学
研究機関北海道大学

研究代表者

武田 宏司  北海道大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (60261294)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード六君子湯 / 食欲
研究成果の概要

六君子湯は複数の機序によりグレリンシグナルを増強し、食欲不振を改善する。本研究では、グレリンの細胞内エフェクターであるAMPKおよびSIRT1の関与について検討を行った。グレリン受容体(GHSR1a)を発現している培養細胞に六君子湯を添加したところ、SIRT1蛋白量の増加およびSIRT1活性の上昇が認められた。また、六君子湯を投与したICRマウスにおいて心臓のSIRT1蛋白量増加と視床下部SIRT1活性の上昇が認められた。さらに、六君子湯を長期間連日投与したマウスでは、コントロールと比較して有意な寿命の延長が認められた。六君子湯は食欲改善作用に加えて抗加齢作用を有する可能性が示唆される。

自由記述の分野

内科系臨床医学・消化器内科学

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公開日: 2017-05-10  

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