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2015 年度 研究成果報告書

ウイルス肝癌微小環境のMDSC、TAM、Treg誘導機構解明による治療法開発

研究課題

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研究課題/領域番号 25460970
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 消化器内科学
研究機関東北大学

研究代表者

近藤 泰輝  東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 非常勤講師 (70455822)

研究分担者 小暮 高之  東北大学, 大学病院, 助教 (70400330)
嘉数 英二  東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 助教 (20509377)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードHCC / MDSCs / PD-L1
研究成果の概要

我々は、多染色フローサイトメトリーを施行することで、肝細胞癌患者の末梢血や腫瘍中にはPD-L1+MDSCsが有意に増加しており(p<0.001)、これは肝細胞癌の進行に伴って増加していることを見出した。癌微小環境を再現した共培養検討(肝細胞株癌と健常者PBMCsとの共培養)を行ったところ、肝細胞癌株との共培養後にPD-L1+MDSCsは有意に増加した(p<0.05)。健常者と比較して、肝細胞癌患者の末梢血中にはPD-L1+MDSCsが有意に増加しており、治療介入によりその頻度は低下することから、肝細胞癌の新たなバイオマーカーとしてPD-L1+MDSCsは有用である可能性が示された。

自由記述の分野

消化器病学

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公開日: 2017-05-10  

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