研究課題
基盤研究(C)
大規模な自然災害により、冠動脈疾患の発症頻度が増加することが報告されている。東日本大震災後の岩手沿岸被災地住民では、心不全の発症頻度が増加している (Nakamura et al. Am J Cardiol 2012)。本研究では、その機序として、環境・精神的ストレス負荷が、生体のさまざまな動脈硬化性疾患感受性遺伝子の化学的修飾(DNAメチル化)およびsmall RNAを介した遺伝子制御異常を引き起こし、それに伴う細胞や臓器障害が生じ、さまざまな疾患が発症することを探求した。
循環器内科