研究成果の概要 |
培養メサンギウム細胞において、Toll 様受容体3シグナルを刺激すると、interferon (IFN)-beta / phosphorylated STAT1 / retinoic acid-inducible gene-I (RIG-I) / CCL5 axis が活性化されるが、IFN-stimulated genes (ISGs) ファミリーのメンバーである、ISG56, ISG54, ISG60 はこの系を正に制御し、一方、ISG15 はこの系を負に制御する、ということを明らかにした。このことは、慢性腎臓病の病態に ISGs が関与していることを示唆している。
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