研究課題/領域番号 |
25461374
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
代謝学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
松村 剛 熊本大学, 医学部附属病院, 講師 (20398192)
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研究分担者 |
瀬ノ口 隆文 熊本大学, 大学院生命科学研究部, 助教 (00530320)
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連携研究者 |
本島 寛之 熊本大学, 医学部附属病院, 助教 (40398201)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 動脈硬化症 |
研究成果の概要 |
cytosolic phospholipase A2 (cPLA2)阻害によるPPARγ活性化を介した動脈硬化進展抑制作用の有無を、cPLA2欠損/apo E欠損マウスを用いて検討した.cPLA2欠損マウスの腹腔マクロファージでは,PPARγ活性が上昇し,TNF-α、MCP-1mRNA産生が低下,ABCA1/G1mRNA産生が上昇していた.cPLA2α欠損/apoE欠損マウスの動脈硬化形成は,コントロールapoE欠損マウスに比し有意に減弱していた.この結果から,cPLA2α欠損は、マクロファージの動脈硬化惹起応答を抑制することで,動脈硬化進展抑制効果を発揮し得ることが示唆された.
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自由記述の分野 |
代謝学
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