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2016 年度 研究成果報告書

ヒト培養細胞のカルバペネム系抗菌薬失活効果の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 25461525
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 感染症内科学
研究機関聖マリアンナ医科大学

研究代表者

竹村 弘  聖マリアンナ医科大学, 医学部, 教授 (80301597)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード細胞 / カルバペネム系抗菌薬 / 不活化 / L-cysteine / A549
研究成果の概要

研究代表者は、平成22~24年度の科研費研究(課題番号22591114)で、ヒト肺胞上皮細胞株A549の培養上清が、カルバペネム系抗菌薬(Cps)の抗菌活性を低下させる効果(CIE)を持つことを明らかにした。
本研究で、この培養上清中の代謝産物を質量分析し、L-cysteine (L-cys)が強いCIEを示すことが判った。さらに上清中のL-cysの濃度は経時的に増加し、その濃度に従ったCIEが観られた。この現象は培養液中にアミノ酸が無ければ起こらず、血清を添加すれば減弱する。L-cysによるCPsの不活化が生体内で起きるかは不明であるが、CPsの体内動態を考える上で考慮すべきである。

自由記述の分野

臨床微生物学、感染症学、感染制御学、特に宿主・微生物・抗菌薬の関係性の実験的な評価を専門とする。

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公開日: 2018-03-22  

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