研究課題/領域番号 |
25461678
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
大畑 千佳 久留米大学, 医学部, 准教授 (70362712)
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研究分担者 |
橋本 隆 久留米大学, 皮膚細胞生物学研究所, 教授 (20129597)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | ジューリング疱疹状皮膚炎 / 自己免疫性水疱症 / IgA / 表皮トランスグルタミナーゼ / 組織トランスグルタミナーゼ / グルテン / 直接蛍光抗体法 / HLA-DQ2, DQ8 |
研究成果の概要 |
疱疹状皮膚炎は痒みの強い水疱が生じる疾患で、欧米では頻度が高くグルテン過敏症が原因とされている。しかし、本邦では患者数も少なくグルテン過敏症の合併もほとんどない。本研究で、欧米患者が有するHLA-DQ2 もしくはHLA-DQ8について検討したところ、HLA-DQ2を有する本邦患者はおらず、HLA-DQ8は本邦患者の1/3にしかみられなかった。また、原因とされている抗表皮トランスグルタミナーゼ抗体は2/3にしか認められなかった。これより本邦の患者においては、グルテン過敏以外の発症機序があることが示唆された。
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自由記述の分野 |
皮膚科学
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