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2015 年度 研究成果報告書

細胞分裂期チェックポイント異常の解明と大腸癌分子標的治療への応用

研究課題

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研究課題/領域番号 25462059
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 消化器外科学
研究機関九州大学

研究代表者

江見 泰徳  九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 研究員 (50223673)

研究分担者 森田 勝  独立行政法人国立病院機構(九州がんセンター臨床研究センター), その他部局等, その他 (30294937)
北尾 洋之  九州大学, 医学研究院, 准教授 (30368617)
沖 英次  九州大学, 大学病院, 講師 (70380392)
佐伯 浩司  九州大学, 医学研究院, 准教授 (80325448)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード大腸癌 / ゲノム不安定性 / 細胞分裂期スピンドルチェックポイント機構
研究成果の概要

大腸癌治療における新たな分子標的の策定を目標として、細胞分裂期のスピンドルチェックポイント機構に関わる因子の大腸癌における意義を解析した。臨床検体を用いてTP53遺伝子変異例でCINおよびマイクロサテライト不安定生(MSI)の頻度が有意に低いことを見出した。さらにスピンドルチェックポイント因子であるBUBR1の高発現症例でCINの頻度が高く、MSIの頻度が低かった。胃癌における検討であるが、同じくスピンドルチェックポイント因子であるPlk-1の過剰発現症例もCINの頻度が高かった。BUBR1やPlk-1の過剰発現は、紡錘体チェックポイント機構の異常を介してCINをもたらす可能性が示唆された。

自由記述の分野

消化器外科

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公開日: 2017-05-10  

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