研究課題
基盤研究(C)
本研究では、メタボリックシンドロームと関係する脂肪肝から発生する肝細胞癌は、糖分から過剰に産生される脂肪酸パルミチン酸(PA)による小胞体(ER)ストレスを回避すべく、PAに炭素を2つ伸長する酵素Elovl-6を高発現させてERストレスを回避して生存しやすい環境を作っていることが判明した。この結果は、PAやElovl-6が脂肪肝由来肝細胞癌の治療標的となることを示唆している.
消化器外科学